【ハースストーン】マスターズツアー Silvermoonに出た話
(途中まで書いて飽きてたのを公開)
マスターズツアー Silvermoonに出ました。
6月頃のMasters Qualifier Masters Tour Silvermoon - 32の優勝ではじめて権利獲得できました。
戦績は4-4(××〇〇〇×〇×)の208/403位でTOP200の賞金ラインには届きませんでした。
以下使用構成や振り返りを書いていきます。
環境想定
構成
主にアグロをターゲットに置いたコントロール構成。6D・ハンドロック問わずウォロBAN想定。ただしメイジは優先してBANする
有利:アグロ全般、ミッドレンジ全般
ふつう:クエストシャーマン、ローグ・デモハン全般、星海配列ドルイド
不利:6Dウォロ、ハンドロック、クエストメイジ
ラダーやMT予選の結果から6Dウォロが頭一つ抜けて強い環境で、以下の3タイプが中心になると予想した。
・アグロ(影プリースト+フェイスハンター+2デッキ)→ウォロターゲット・シャーマンBAN
・コントロール(ハンドロックウォロ+コントロールシャマ+2デッキ)→アグロターゲット・ウォロBAN
・コントロールキル(6Dウォロ+星海配列ドルイド+クエストメイジ?+1デッキ)→ウォロシャマターゲット・アグロにはハンターBAN、コントロールは相手次第
ウォロBANを前提にした場合、ハンドロックウォロ・クエストシャーマン・フェルデモハンは予選のbo3でも結果を残している組み合わせで、対アグロ性能が優秀かつデッキパワーも高くマッチアップ相性も似ているため、これらを軸に残り1デッキを探す。
コントロールプリーストは、対アグロ性能が完壁に近い代わりにひどいマッチアップ相性(ウォロ・メイジ・シャーマンにほぼフリーウィンされる)が目立ったが、MT本番が近づくにつれてアグロ・コントロールキルどちらにもローグ(ワイヤー・武器)とデモハン(暴れん坊増やすやつ・OTK)の採用が目立つようになり、それらに高い受け性能とイルシアで有利が取れる点を評価して採用した。
構成全体に「腐り錆びのクサリヘビ」を採用して、対アグロ・コントロールキルで採用される武器ローグや対アグロのハンマー型シャーマンなどをターゲットにした。武器以外のマッチでも標準スタッツと交換可で腐らない。
3タイプの構成がバランスよく存在したため相性じゃんけんではあるが、コントロールキルがこの構成の弱点になるクエストメイジを外してローグやデモハン採用にシフトしていると想定した(6D+星海配列ドルイド+武器ローグ+クエストデモハン)ため、練習量と4デッキの方向性が一致しやすいコントロール構成にした(どの構成も4デッキ目にコンセプトからずれないデッキを選ぶのが難しいと感じた)。
個別
・ハンドロックウォーロック
「生の苦悩」2枚積み、「鎧売り」採用で対アグロを重視。「スパイスブレッド職人」は対アグロには4コスが重いうえにハンド枚数を残せないため不採用(これは「スパイスブレッド職人」入りのクエストメイジでも感じた欠点)。
「腐り錆びのクサリヘビ」や「教団の新入会員」は対アグロへの最低限のスタッツ+特定のマッチへのメタ枠(武器系統や対ドルイド)。大会ではリストを見て警戒してもらえるのもいい。豊富なドローと死者蘇生での使い回しがあるため全体にピン刺し多め。
・クエストシャーマン
「アース・エレメンタル」「マーシュスポーン」各2枚積みをベースに細部を変更。武器に対して挑発と「腐り錆びのクサリヘビ」で戦う。「囚われの女魔術師」は対アグロには優秀でこれを2枚積みでもよいが、「始原のダンジョニア」用にエレメンタルを4枚程度入れるため性能がほぼ同じ「マーシュスポーン」と1枚ずつに。交換可が実質同じ動きなので「投資機会」はカットできる枠(パメラ理論)
・フェルデーモンハンター
このデッキは「グルダンの髑髏」を打つことが重要で、「二段ジャンプ」でのサーチ成功率を上げたり「イリダン党の予習」のコスト減少を「グルダンの髑髏」に使用したいため、異端カードを絞る形がよいと考えた。そのため一般的なリストから「混沌吸血」と「フェル喰らい」を抜いた。「混沌吸血」は「魔眼光」と役割が被る(異端・打つ対象が必要)ため、単体で扱いやすい「魔眼光」優先。「フェル喰らい」は「混沌吸血」を抜くとサーチ先が弱くなるうえに、443スタッツがシャーマンやデモハンミラーで簡単に処理されて弱いため不採用に。
「敏速の秘印」は自由枠。細かい動きを埋めつつコンボにつながる。
「ゴーレム造形師カザカス」は、上記の「フェル喰らい」不採用から考えた4~5マナの枠で、3マナまで除去の動き→4カザカス→5ゴーレム→6ドクロの強力なマナカーブや盤面に合わせた展開で柔軟に扱える。この枠は対メイジには「悪魔変身」対デモハン等には「マグゼリドン」が優れているので直前まで迷っていた。
・コントロールプリースト
対アグロ~ミッドレンジ系統にリソース生成低コスミニオンから「光の雨のエレメンタル」や「ザイレラ」で蓋をする従来のコントロールプリースト。前環境ではファティーグ前提になるミラーで使えなかった「アンシェの聖職者」のサーチ+圧縮が優秀。ドローが弱く「腐り錆びのクサリヘビ」を引けず武器ローグに抜かれてしまうとコントロールキル構成にマッチ単位で詰むため2枚積み。「深き淵の神ン=ゾス」の採用は失敗で「ヒステリー」2枚積みで対アグロをより固める形の方がよかったと思う。
結果
おわり
今回はラダーでウォロBAN構成の練習が難しかったが、パメラさんVickeBlankaさんにマッチごとの調整を詰めたり、レジェンド上位帯や大会環境の構成を教えて頂いたり助けていただいた。大会前日の睡眠調整も兼ねて調整していた時間は大会本番の自信に繋がった。ポケモンきっかけがハースストーンで繋がると思っていなかったので感慨深い。感謝します。
VGC2018
12月
北河内オフ bo3トナメ4-0 優勝
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
ライボルト | ボルトチェンジ | バークアウト | かえんほうしゃ | まもる | ひらいしん | ライボルトナイト |
カプ・レヒレ | だくりゅう | ムーンフォース | めいそう | まもる | ミストメイカー | マゴのみ |
ゴチルゼル | いやしのはどう | ちょうはつ | トリックルーム | まもる | かげふみ | バンジのみ |
カビゴン | おんがえし | はらだいこ | たくわえる | リサイクル | くいしんぼう | ウイのみ |
ランドロス | じしん | いわなだれ | とんぼがえり | まもる | いかく | ジメンZ |
テッカグヤ | ヘビーボンバー | アクロバット | やどりぎのタネ | まもる | ビーストブースト | ミストシード |
コンセプトはライボルト+ゴチルゼルで盤面を作って、カビゴンとレヒレが積んでいく。
大会直前に友人に借りて持ち込んだら、(構築が)強すぎて優勝。
アド①Switch+マリオオデッセイ。
【VGC2018 北河内記念優勝】ライボルト+ゴチルカビコントロール【ポケモン ウルトラサンムーン ダブル】 - EMOLGAME
bo3カップ bo3スイス1-3 予選落ち
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
クチート | アイアンヘッド | ふいうち | かわらわり | いわなだれ | いかく | クチートナイト |
ポリゴン2 | 10まんボルト | イカサマ | じこさいせい | トリックルーム | ダウンロード | しんかのきせき |
ゴチルゼル | サイコキネシス | てだすけ | トリックルーム | まもる | かげふみ | バンジのみ |
ガオガエン | フレアドライブ | はたきおとす | けたぐり | ねこだまし | もうか | フィラのみ |
カプ・コケコ | 10まんボルト | マジカルシャイン | めざめるパワー氷 | まもる | エレキメイカー | デンキZ |
カプ・ブルル | ウッドハンマー | ウッドホーン | つるぎのまい | まもる | グラスメイカー | クサZ |
コンセプトはベテさん・KOJIのサンムーン全国ダブルの構築+全体に苦手なギルガルドに強いイカサマポリゴン2。
ぅゅ(しゃあれい)さんに負け・SORIAさんに運負け・レモネード式に負け。
1月
あいオフ スイス5-1 2位→決勝4-0 優勝
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
ゲンガー | シャドーボール | ヘドロばくだん | こごえるかぜ | まもる | のろわれボディ | ゲンガナイト |
リザードン | ねっぷう | オーバーヒード | おいかぜ | まもる | もうか | リザードナイトY |
ジャラランガ | スケイルノイズ | りゅうのはどう | かえんほうしゃ | まもる | ぼうおん | ジャラランガZ |
カプ・ブルル | ウッドハンマー | ウッドホーン | ばかぢから | いわなだれ | グラスメイカー | こだわりスカーフ |
カプ・コケコ | 10まんボルト | ボルトチェンジ | エレキネット | マジカルシャイン | エレキメイカー | こだわりメガネ |
ズルズキン | はたきおとす | イカサマ | けたぐり | ねこだまし | いかく | とつげきチョッキ |
コンセプトはゲンガーのロック構築+ジャラランガ。ゲンガー+カプ・ブルルの受け構築と、パメラさんのジャラランガ構築のどちらを使うか迷った結果、二つを合体。
結果は優勝して、アド②まるやのひつまぶし特上(バンクさんありがとう!)。
【VGC2018 第17回あいオフ優勝】ゲンガー+カプ・ブルル+ジャラランガ【ポケモン ウルトラサンムーン ダブル】 - EMOLGAME
INC January レート1630
北河内オフ時からの変更点は、レヒレ(おだやかD振り・ねっとう採用)とランドロスの型。対リザードンとゲンガーを意識。
結果は1700程度まで上がってから連敗して諦め。カビゴンとリザードンが中心の環境で、高火力への受けが厳しかった。
INC January レート1763 33位(JPN29位)
コンセプトはサイドチェンジ+高火力。リザードンかカビゴンをエースとする2パターン選出。最終日の夜から45戦消化。
最終戦に勝てばぴったりJPN20位で予選通過でした(ほえるヒードランにカビゴンを飛ばされた結果クレセリアを処理出来ず時間切れで負け)。
①同じ系統の構築に差をつける部分がない点(げんしのちから採用やXのリザードンに何度も負けた)
②対バンギラス・ガオガエン(まだいかくじゃないよ)で苦戦したためカミツルギのはたきおとす→せいなるつるぎが正解、などが反省。
2月
DEXチーム戦 5-1→決勝0-1 ベスト8(あんこう踊りさんに負け)
チーム「TrySail」メンバー:夏川椎菜さん・麻倉こまさん
3月
とびオフ 4-2→bo3決勝3-1 3位(キヌガワさんに負け)
(以下いかくガオガエンが解禁)
カマルオフ 4-1→決勝4-0 優勝
京大カップ 5-2 予選落ち
(京大カップ名物試験で天音くんに大差で敗北)
bo3カップ 4-2→決勝0-1 (SORIAさんに実力負け)
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
ゲンガー | ほろびのうた | トリックルーム | サイドチェンジ | まもる | のろわれボディ | ゲンガナイト |
ランドロス | じしん | だいばくはつ | いわなだれ | とんぼがえり | いかく | こだわりハチマキ |
カビゴン | やつあたり | 10まんばりき | はらだいこ | まもる | くいしんぼう | ウイのみ |
ミミッキュ | じゃれつく | かげうち | じこあんじ | トリックルーム | ばけのかわ | ミミッキュZ |
ペルシアン | イカサマ | ねこだまし | すてゼリフ | ちょうはつ | ファーコート | くろいメガネ |
カプ・レヒレ | たきのぼり | じこあんじ | いやしのはどう | まもる | ミストメイカー | フィラのみ |
コンセプトは太鼓暗示or滅び展開のカビゴン。
INC1月3位のあくえりあさんの構築を(勝手にパクって)参考に。
複数のオフで使ってだいたい予選抜け・カマルオフでは優勝できて、アド③良い感じのヘッドホン。
今まで使ったギミック構築で1番楽しかった。
【VGC2018 第7回カマルオフ優勝】太鼓滅びAllyスイッチ【ポケモン ウルトラサンムーン ダブル】 - EMOLGAME
INC March 1806 7位(JPN6位)
ほろびのうた展開がコンセプト。パメラさんの構築を参考に、ボーマンダのスタン選出よりも滅び選出が強いと感じたためピッピを採用。
ピッピのよこどりは滅びターン中のおいかぜや積み技に強いらしく、実際苦手だったぺリッパー+ルンパッパ構築にほぼ全勝。流石てるるん!!(本人は横取り決まらず負けてた)
アド④全国出場権
4月
DEXオフ 6-0→決勝0-1 ベスト16
(詳細はまだ秘密)
よくある並びのサナガエンと見せかけためいそうサーナイト。感触はかなり良かったがじーんに技を押し間違えて負け。
全国大会はメタグロスとマッチしやすいと考えていたので温存していたが、後々使えるPTだと思っていたため、サーナイトの考えが一致したKOJIに託すことに。
全国使いたかった…
6月
PJCS幕張全国大会 3-4
コンセプトはねこだまし2体+S操作を行える積み。対メタグロス・ゲンガーを主に想定して、ちょうのまいウルガモス・めいそうクレセリア・おいかぜZカミツルギから強く動けるポケモンを通す構築。
ズルズキン>ガオガエンは対バンギラス・カビゴンを意識(ほえる・けたぐりガオガエンを試すべきだった)。
ねこだまし2枚+積みの軸が強く、カミツルギのサイコカッター・クレセリアのビビリだまが狙い通り働いての2連勝でトップカットを確信した、がそこから通信切れでのTODや調整不足だった要素が足りず落とす対戦、プレイミスが続き、結果は3-4。
コンセプトは間違ってなかったと思うが、それを形にしきれなかった分めちゃめちゃ悔しかった。
カプ・コケコフリーフォール>めざめるパワー炎
カミツルギつじぎり>サイコカッター?
あいオフ スイス5-1 3位→トナメ2-1 準優勝
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
リザードン | かえんほうしゃ | ソーラービーム | おいかぜ | まもる | もうか | リザードナイトY |
バンギラス | いわなだれ | かみくだく | のろい | まもる | すなあらし | バンギラスナイト |
ガオガエン | フレアドライブ | DDラリアット | ねこだまし | つるぎのまい | いかく | ホノオZ |
クレセリア | サイコショック | めいそう | トリックルーム | まもる | ふゆう | エスパーZ |
ランドロス | だいちのちから | めざめるパワー氷 | めいそう | まもる | いかく | ジメンZ |
モロバレル | ヘドロばくだん | めざめるパワー炎 | キノコのほうし | いかりのこな | さいせいりょく | いのちのたま |
コンセプトは、積み+Zワザをたくさん・単体性能を求めたスイッチトリパ。2メガ3Z。
直前までZ持ちが4体のPTだったが、Zワザは1回しか打てないし困るので3体までにしたらいい感じに勝てた。
★マ~ボ~★さんに予選では勝ち・再戦は負けで準優勝。
8月
bo3カップ夏 4-2スイス9位→2-1 ベスト4
(詳細はまだ秘密)
コンセプトはめいそうサーナイト。KOJIがWCSで使うサーナイトPTの調整に。3敗は全て同じゲンガー+ピッピだったが、立ち回りさえ詰めておけば不利ではない、というのが収穫だった。
KOJI Day1→Day2・世界16位おめでとう!!
……好き+勝てるルールだったため、なんで世界大会行けなかったかなーというのが正直な感想。
その答えは負けたからなので、来年は権利ない雑魚と呼ばせないよう負けたくないですね。
【VGC2017】第8回北河内オフ 優勝(PT:ポリゴンZ軸+2UB,他)
第8回北河内オフ(VGC2017,全国ダブル,2015~2017ルールの3人チーム戦の3部門)に参加してきました。
個人戦はVGC2017部門(5-0 2-0)で優勝、全国ダブル(1-3)で予選落ち。
チーム戦はkazukiくんとmashさんと「アンチSNOWパ」として参加。mashさんがチーム名に付けるほど意識した(?)SNOWさんには決勝戦で結局負けていたものの、担当のVGC2015部門(4-0)でうまく勝てたことも手伝って見事チーム優勝でした。
VGC2017で使用したパーティの概要としては
⑴以前にでしでさんと考えた「Zテクスチャー」でエスパータイプに変化するポリゴンZをスカーフドーブルでサポートする、メガネカプ・テテフと並べて攻撃する
⑵同じく他の方と考えたウインディの「てだすけ」で命の球ウツロイドの縛る範囲を広げる
⑶全国大会で結果を残したウツロイド、カプ・ブルル入りに強くてポリゴンZ展開から後発の詰め筋にしやすいテッカグヤ(カミツルギよりも多くの相手に安定する)
などを使いたいPTの要素として考えたものの、特にまとまらず全部そのまま盛り込む。ポリゴンZ+スカーフドーブル展開が刺さっていました。
ちなみにチーム戦(VGC2015)はニョロトノ,キングドラ,ガルーラ,ナットレイ,化身ボルトロス,霊獣ランドロス(こだわりアイテム3種の雨ガルーラ)
全国ダブルはペリッパー,ルンパッパ,ラグラージ,カプ・ブルル,ギルガルド,カビゴン(雨+積ませるポケモンを意識、カビゴンがいまいち、雨ミラーが課題)でした。
Twitterで募集してみたらチームを組んでくれた2人、お話ししてくれた方はありがとうございましたー