【ORASマークなし全国ダブル】シーズン12ダブル 最高10位(PT:バンギラスボーマンダ+毒ギルガルド)
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーマンダ | ハイパーボイス | すてみタックル | かわらわり | まもる | いかく→スカイスキン | ボーマンダナイト |
バンギラス | いわなだれ | かみくだく | ばかぢから | れいとうパンチ | すなおこし | こだわりスカーフ |
ウルガモス | ねっぷう | ギガドレイン | ちょうのまい | まもる | ほのおのからだ | ゴツゴツメット |
トリトドン | だいちのちから | れいとうビーム | じこさいせい | どくどく | よびみず | リンドのみ |
ポリゴン2 | トライアタック | れいとうビーム | めざめるパワー | じこさいせい | ダウンロード | しんかのきせき |
ギルガルド | シャドーボール | どくどく | ワイドガード | キングシールド | バトルスイッチ | たべのこし |
※ポリゴン2の「めざめるパワー」は『じめん』
170-170-150-168-99-189 175-186-131-x-120-124
189-x-113-172-126-126 212-x-109-122-121-60
191-x-111-171-116-58 158-x-170-110-170-92
戦績
ORASリーグシーズン12で2016最高10位
(最終日の21時半更新時の順位。このあと個人的な評価の低いドリュウズを試しに投入したらかなり負け越しました…)
(過去作解禁ルールで使用したものの、カロスマーク付きでも再現可能な個体のみです)
概要
相性の優れたこの三体からスタート
(を中心に考えると、優秀な二つの引き先が用意でき、苦手なボルトロスやフェアリーにそれぞれ後ろの二体が強い。二体が打点は持てるが得意としないモロバレルに全体技で大きく蓄積が取れる)
(を中心に考えると、後続が同じく二つの優秀な引き先であり、拘りアイテムの所持でサイクルしたいバンギラスと好相性、『こだわりスカーフ』を持つことでボーマンダとともに広範囲への上からの削り役を担う)
(を中心に考えると、多くの相手を詰ませられる「どくどく」+「ワイドガード」所持のため、不利な相手を他で排除したい→そこでバンギラス+ボーマンダの耐性と攻撃範囲がマッチ、上二体が通しやすい「じしん」や『フェアリースキン』補正「ハイパーボイス」から味方を守り、また『たべのこし』の所持で過労死を防ぐ)
↓
欲しい要素が
①耐久水へのカード(ボーマンダ+バンギラスで削りきるのは難しく、ギルガルドへ毒殺への一任は危険)
②フェアリー耐性(これもギルガルドへの一任は崩れやすくよくない)
③ボルトロスへ手厚く(バンギラスも電磁波は通る上に、ワンキルは難しい)
④突破力のあるコマ(ボーマンダ+バンギラス二枚の高速展開で横が積む盤面を作りやすく、縛り性能を活かしたい)
⑤再生技を所持したコマ(ギルガルドが耐久水相手に「どくどく」は当てながらも、「ねっとう」でやけどになった…といったシーンを想定、定数ダメージのとりやすいパーティに欲しい)
こういう風に考えられたので
②、④、(トリトドン+「ギガドレイン」で毒殺の難しい①にも手が伸びる)
①、③、⑤
⑤、(『ダウンロード』を絡める前提になりがちだが)③、④
といった風に採用。ポリゴン2の採用は少し要素としては弱いが、S操作技の所持率の高さからの相手の展開へのけん制、火力や耐久値での単体性能を評価した。
解説
ボーマンダ170-160-100-158-90-167 170-170-150-168-99-189
ハイパーボイス/すてみタックル/かわらわり/まもる@メガストーン いかく
メインに「ハイパーボイス」を選ぶことで、読み合いをせずにダメージレースで優位を取って行ける技を所持し、「このゆびとまれ」「いかりのこな」などの補助技も無視できる削り役に。サブウエポンはBの薄いフェアリーを主に意識して、単体への強力な打点になる「すてみタックル」、砂下のHBD175-131-120バンギラスをWダメージ「ハイパーボイス」と合わせてほぼ仕留められるため、「かわらわり」とこの二つの物理技に。キリキザン、ヒードランにもこれで打点を持つことができ、ギルガルドを強く動かしたいこのパーティでは、ヒードランピンポイントなのに『シュカのみ』に妨害されやすい「めざめるパワーじめん」より優先だと感じた。Cのラインを165-100霊獣ランドロスをWダメージ「ハイパーボイス」二回で落としきる設定としたが、Aに厚く振り「すてみタックル」の火力の底上げ、「かわらわり」でヒードランを二発で落とせるようにするなども検討するライン。
バンギラス175-186-131-x-120-124
いわなだれ/かみくだく/ばかぢから/れいとうパンチ@こだわりスカーフ すなおこし
比較的テンプレートな技構成なので特筆するポイントは薄いが、「ばかぢから」>「けたぐり」はロトムなどにもダメージが欲しい+引き先を用意してるのでリスクが薄い、「かみくだく」>「ダメおし」はボーマンダとしかシナジーが取れないため(「かげうち」ギルガルドを使っていた時もほぼコンボが決まらなかったので、「ダメおし」採用はドリュウズとの兼任が前提と感じた)。迅速なフェアリーの処理に「アイアンヘッド」の採用も検討したが、アイテム補正なしではダメージがかなりしょぼく、相手のボーマンダやガブリアスを睨める「れいとうパンチ」を優先。
ウルガモス189-x-113-172-126-126
ねっぷう/ギガドレイン/ちょうのまい/まもる@ゴツゴツメット ほのおのからだ
多くの役割をこなしてくれる優秀な炎枠。対面次第ではガルーラの「ねこだまし」の方向が誘導しやすいので、いつも以上にやけどをばら撒きにいきやすく、ボーマンダがメガシンカすることで起こる威嚇枠の欠如をカバー。上からの打点、トリトドンやギルガルドのサポートでかなり場に立てやすい。「ちょうのまい」ウルガモスは炎技+「ギガドレイン」の構成がやはり強く、特にガルーラパーティ以上に耐久水に気を付けたいこのパーティとよくマッチする。
トリトドン212-x-109-122-121-60
だいちのちから/れいとうビーム/じこさいせい/どくどく@リンドのみ よびみず
主に数値面から単体で強いポケモンではないが、ガバガバな水耐性を一枠で補完しつつ、ヒードランやギルガルド、ボルトロスやランドロス相手まで攻守ともに優位を取ってくれる。ウルガモスはこのパーティの攻撃的な要請を多くかなえてくれたが、トリトドンは逆に防御面で多く役割を持っている。ギルガルドの役割を分散させ、耐久水や「めいそう」以外のクレセリア(「めいそう」にも早めに差し込めればなんとか)との一対一を制する「どくどく」を所持させ、そこから「まもる」を切ったことをカバーするため(『よびみず』を活かしたいのに草技に縛られているケース)に『リンドのみ』を所持。これでボーマンダ+バンギラスでは有利とは言い切れない対ルンパッパ入りの雨にも、こちらの動き方に保険をかけれたり、バンギラスに頼った立ち回りをせずにすむ。ただし、このあたりは他との兼ね合いで変えられるポイントで、『オボンのみ』『ゴツゴツメット』あたりもトリトドンとマッチするように思う。
ポリゴン2191-x-111-171-116-58
トライアタック/れいとうビーム/めざめるパワーじめん/じこさいせい@しんかのきせき ダウンロード
やや煮詰まっていない枠なものの、単体で高性能なコマとして。最初にボーマンダ+バンギラスの並びに加えた時は「トリックルーム」を使い『いのちのたま』バンギラスを暴れさせるようなイメージで採用したが、スイッチで動かすには早いコマがボーマンダ一枚では厳しく、また「トリックルーム」を貼るタイミングも難しかったため、その際にボルトロスやランドロス、ヒードランに強く攻撃出来ていた性能を評価して、バンギラスの『こだわりスカーフ』の所持とともにこのような構成にした。「トライアタック」は2ウエポンにしていた頃に場で腐りやすく採用したが、この枠を「でんじは」「トリックルーム」(トリックルーム採用ならばパーティーの他の要素との兼ね合いが難しくなるが)にすることで、全体で苦手なボーマンダの上を取ってくる高速アタッカー()にも強くなれるかもしれない。
ギルガルド158-x-170-110-170-92
シャドーボール/どくどく/ワイドガード/キングシールド@たべのこし
「どくどく」を所持したギルガルドはDに厚く配分した形がメジャーだが、流石にこのパーティの構成では「みがわり」ではなく「ワイドガード」を採用したい為、通常のC振りにして、高い攻撃性能を活かすことにした。そのため常に毒をばら撒くというよりは、最後にギルガルドの突破が難しい相手や、「めいそう」クレセリアのような正攻法で突破しづらい相手を打開するための隠し玉として「どくどく」を打つイメージで運用したい。