【ORAS全国ダブル】シーズン10ダブル 6位(PT:竜舞ボーマンダ+ライコウ)
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
ボーマンダ | 恩返し | 龍の舞い | 羽休め | 守る | 威嚇→スカイスキン | ボーマンダナイト |
ライコウ | 10万ボルト | バークアウト | リフレクター | 守る | プレッシャー | オボンの実 |
ギルガルド | シャドーボール | 毒々 | ワイドガード | キングシールド | バトルスイッチ | 食べ残し |
サザンドラ | 悪の波動 | 大地の力 | 羽休め | 挑発 | 浮遊 | 黒い眼鏡 |
トリトドン | 大地の力 | 冷凍ビーム | 自己再生 | 蓄える | 呼び水 | ゴツゴツメット |
ファイアロー | ブレイブバード | 鬼火 | 羽休め | 守る | 疾風の翼 | 防塵ゴーグル |
実数値
191-198-151-*-121-158191-*-101-136-121-183
164-*-170-70-220-86183-*-130-181-113-125
218-*-106-119-121-60185-102-92-*-132-147
戦績
ORASシーズン10ダブルレート 92-34 メンテナンス前5位(最終6位)
個体解説
191-198-151-*-121-158
A:スキン補正恩返しで221-134モロバレル確定1発(222-264ダメージ)
+1スキン補正恩返しで181-120メガガルーラ確定1発(186-219ダメージ)
+2スキン補正恩返しで198-126ヒードラン確定2発(117-138ダメージ)
HB:A181テラキオンのダブルダメージ岩雪崩2回耐え(78-92ダメージ)
HD:C142スイクン(無補正252振り)の冷凍ビーム6.3%切り耐え(160-192ダメージ)(=C162バシャーモの珠補正めざめるパワー氷が161-192ダメージで同じく乱数切りで耐え)
C178ニンフィアのWダメージスキンハイパーボイスを確定耐え(146-174ダメージ)
S:メガシンカ後に最速91族抜き
恩返し:メインウエポン。捨身タックルを選択すれば霊獣ランドロスに対して大きく優位が取れるが、恩返しでも欲しい火力は実現でき、またギルガルドとトリトドンが強く出れるため選択
龍の舞い:味方のサポートから高火力を実現するため採用。S操作に切り返せる点やタイプ上不利の付く電気飛行や鋼タイプにゴリ押しが効く点が魅力
羽休め:龍の舞いによる積みエース性能、周囲のサポートと好相性。序盤からのHPの消耗を恐れる必要性が薄れるため、特性威嚇を活かしたサイクル戦から終盤のエース運用を一枠で両立できる
守る:弱点を狙っての一撃処理を、また状態異常技を回避するため、特にニンフィアに対してワイドガードギルガルドを横に後投げするため必要
採用:メガシンカ枠として優先的に採用、威嚇、積み技、再生技、高火力飛行打点が魅力
配分:基本的に殴る前に龍の舞いを積むため耐久ベースに。ただし立ち回りを制約されないために、最低限のラインの火力は優先的に確保した。素早さも上記の理由から、最速及び100属抜きのラインに合わせる必要性が薄く、メガボーマンダの弱点となる特殊耐久の薄さを補強した。なお一度龍の舞いを積むことで、スカーフを所持したランドロスの前で先制して動くことを意識している
オボンの実:長く場に立てたいポケモンであり回復ソースが役立つため。食べ残しをギルガルドに優先したのでこちらを所持した
191-*-101-136-121-183
HB:A194メガガルーラの親子愛捨身タックルオボンの実込みで耐え(130-154+64-76ダメージ)
C:腹太鼓を使用しオボンのみ発動後の206-102マリルリが10万ボルト+ゴツゴツメットダメージ一回で落とせる(134-162ダメージ+25ダメージ)
HD:C178ニンフィアのWダメージスキンハイパーボイスを2耐え(73-87ダメージ)
S:最速
10万ボルト:一致技
バークアウト:主な採用動機になる技。自身及び周囲の特殊耐久補佐を行い展開を行う。特殊技で大きく削られやすいボーマンダとの相性が素晴らしい
リフレクター:物理耐久の薄い高速ポケモンであるライコウを狙っての不意打ちを空かしてアドバンテージを取る技。ボーマンダがメガシンカすると威嚇が使えなくなるためこちらで物理耐久へのケアを行う。アドバンテージをとるサポート技ということで挑発を使いたかったが、残念ながら覚えなかった(挑発してそうな顔なので知らなかった)という経緯もある
守る:長く場に立てるためには必須
採用:パーティの耐久補佐を行う、起点作りの要として。ボルトロスに強い点を大きく評価
配分:耐久値に配分する際にBに大きく数値を寄せることで、効率的に物理耐久を引き上げることが出来るが、場に長く立てる際に多くの攻撃を被弾するため、メガガルーラやランドロスの攻撃を受けるラインに拘らず、特殊耐久も引き上げられるH配分にした
食べ残し:どくどくでの詰め筋に必要な回復ソース、数値とタイプを考慮するにベストなアイテム
164-*-170-70-220-86
C:シャドーボールで135-115メガゲンガーを6.2%切りで1発(134-162ダメージ)
HD:C146サンダーの10万ボルトが34-42ダメージ
C194サザンドラの悪の波動が80-96ダメージ(食べ残し回復2回でほぼ2回耐え)
シャドーボール:一致技、火力に配分しなくても広い範囲を大きく削れる
どくどく:ギルガルドの突破が困難になった相手に対して、強力な詰め筋に。瞑想クレセリアなどにとても強い点が素晴らしい。また序盤から適当に撒いて行くことで相手の動きを制約し、起点作りも行える
ワイドガード:岩雪崩、ハイパーボイス、地震といった技から味方を守るために必須。ボーマンダとのシナジーが大きい
キングシールド:どくどくダメージや食べ残しの回復、拘りアイテム持ちの技を固定させるターン稼ぎに必要
採用:ワイドガードと耐性面が採用理由、しかし副産物的に仕込んだ毒が全体で見ても強力な詰め筋となった
配分:試験的に大きく耐久値に割いたギルガルドを使用したが、対サザンドラなどに置いて後手に回る必要性が薄れる点が非常に頼もしい。ただしこのパーティでは耐久ギルガルドの一番の魅力である身代わりを採用する技スペースがないので、崩し役を担える攻撃的な配分でも問題はないとは考える
黒い眼鏡:耐久を充分に確保しながらある程度の崩し役としての火力を担うために選択
183-*-130-181-113-125
C:プレート補正込悪の波動で157-127FCロトムを3.1%切りで2発(76-91ダメージ)
上記が181-120メガガルーラに82-97ダメージ
大地の力で193-127ヒードラン確定1発(196-232ダメージ)
上記が141-90キリキザン81.3%で1発(136-162ダメージ、命の珠の反動ダメージ込みで確定)
HB:A177メガガルーラのけたぐり耐え(102-122+50-60ダメージ)
A216霊獣ランドロスの馬鹿力耐え(150-178ダメージ)
HD:C232メガリザードンYの晴れ補正火炎放射ほぼ2耐え(80-94ダメージ)
S:最速61属抜き
悪の波動:一致技、広範囲を大きく削る
大地の力:採用条件の鋼に強いをクリアする技。炎技ではなく地面技を選択したのはヒードランの迅速な処理、雨下の鋼タイプへの打点確保を優先したため
羽休め:半減は取れるが大きく削られる、また後発が受けきれない晴れ下のメガリザードンYやヒードランの超火力に押し切られないために採用、ただし守るが欲しい局面もやはり多いので選択
挑発:回復ソース持ちポケモンへの致命傷となりうる鬼火、どくどくへの回答として採用。副産物的にS操作技にもやや耐性が付いた
採用:悪耐性、挑発を持ち、毒が入らず崩しにくいギルガルド、ヒードランに強い枠として採用。ライコウギルガルドを長く場に置くので、地面無効もありがたい
配分:物理か特殊か(陽気メガガルーラのけたぐり耐えか、特化メガリザードンYのWダメージ熱風+オーバーヒート耐えか)どちらかに配分することになるが、ライコウのバークアウトの存在も考え前者に配分。持ち物で火力を補強して、更に耐久値に大きく配分する手もある
ゴツゴツメット:物理主体のポケモンに再生しながら削りを入れられる点を評価
218-*-106-119-121-60
C:冷凍ビームで165-100霊獣ランドロスを6.2%切りで1発(164-196ダメージ)
大地の力で193-127ヒードラン確定(196-232ダメージ)
141-90キリキザンが75%で1発(134-162ダメージ、命の珠の反動ダメージ込みで確定)
HB:A177メガガルーラの捨身タックル耐え(114-135+57-67ダメージ、威嚇or蓄える込で76-90+37-45ダメージ→再生+ゴツメダメージで対面なら負けない)
HD:C222ギルガルドのシャドーボール二回耐え(84-99ダメージ)
C156ルンパッパのギガドレインをバークアウトor蓄える込で確定耐え(112-136ダメージ)
大地の力:一致技、採用条件の鋼に強いをクリアする技
冷凍ビーム:大地の力との範囲補完が良好で、構築全体で苦手なガブリアスやボルトロスも迅速に削ることが出来る
自己再生:回復ソース、蓄えるや周囲のサポートとのシナジー
蓄える:起点作りから要塞化を狙う、このポケモンに対しての突破手段が手薄なパーティは多い
採用:主に雨パーティを見据えて採用。鋼への打点や二枚目の積み技持ち、電磁波無効も二枚目と多くの要請を解消してくれている
配分:最低限のCを確保してから物理特殊にバランスよく配分
防塵ゴーグル:長期戦を行うパーティのために、胞子に対しての耐性がどこかに必要。また再生連打での詰めに入った際に催眠での足止めを受けないため
185-102-92-*-132-147
A:ブレイブバードで155-90ルンパッパを93.8%で1発(152-182ダメージ)
HD:C222ギルガルドのシャドーボールを二回耐え(76-90ダメージ)
ブレイブバード:一致先制技、鉢巻ファイアローなどの強引な削りとは違い、HPをわずかに残した相手へのとどめなどに使用
鬼火:羽休めと合わせることで詰め筋に。ギルガルドのどくどくと併用することで、ヒードラン以外の相手は定数ダメージ+回復のループにハメることが可能
羽休め:回復ソース、飛行弱点の解除が役立つシーンも多い
守る:集中などで容易に落とされないため、岩雪崩に対してギルガルドのワイドガードとシナジー
採用:毒の入らない鋼へ打てる鬼火と再生技を評価。選出画面でモロバレルに圧力をかけ、万が一呼び込んでも受け出しから倒せる点も優れている
配分:羽休めでの受けを前提にするため耐久振りは確定。今回は鬼火を当てて役割を持ってほしい対ギルガルドや、バークアウトを当てたロトムやサンダー、ヒードランやリザードンにタイマンで勝つために慎重HDとした。B、Sを伸ばすことで対ガルーラ性能を引き上げるなども可能なため、今後考慮するポイントではある
構築解説
レーティングバトルでマッチした、バークアウトのサポート+龍の舞い・羽休めメガボーマンダに魅力を感じ構築。マッチングしたパーティでは、スイクンが起用されていたが、多くのパーティの展開の基盤に選択され、対面しやすい化身ボルトロスに隙を見せないためにライコウを選択。ライコウのサポート能力が非常に高く、ロングスパンでのゲーム展開が期待できたので、ここから構築全体がバッドステータスをばら撒き、詰ませの起点を作るor終盤のメガボーマンダの積みからの全抜きを狙っていく構築を目指すことに。
残りの4体に関してはまず二体に攻撃が一貫しており、バークアウトを駆使しても受けづらい、フェアリースキンボイスに対してのカードにワイドガードギルガルド、特殊耐久に大きく数値を割いたファイアローを採用。食べ残し羽休めという回復ソースで粘り強く戦うことが出来、また鬼火やどくどくといった技を忍ばせることで、定数ダメージを与えながら、再生技で詰ませを狙うルートが用意できる。
次に受けが成立しづらい天候パーティ、鬼火やどくどくを勝ち筋に添える際の障害となる鋼タイプ(特にボーマンダも相性の良くはないヒードランやギルガルド)に焦点を当て、対雨パーティにトリトドン、対晴れパーティにサザンドラを起用。それぞれが対鋼タイプへの打点を備え、かつ再生技を駆使することで、サイクルのラインを崩さずに成立させることが出来る。またそれぞれに蓄えるによる要塞下での詰め筋の用意、S操作技や消耗戦の際に、こちらにも刺さるどくどくなどを封じる挑発を搭載した。
まとめると勝ちパターンとしては
①ライコウによるサポートからボーマンダが龍の舞いを積み多くの相手をなぎ倒す
②同じく起点を作りながら毒や火傷をばら撒き再生技を連打して相手を消耗させる
③相手の特定のコマを優先的に処理し羽休めボーマンダ、蓄える再生トリトドン、穏やか食べ残しギルガルド、慎重羽休めファイアローなどの突破が不可能な状態を目指す
この三パターンの組み合わせが想定されており、実際にそのように詰めていくゲームが多く見受けられた。
なおパーティのモデルとしてメガボーマンダ、ライコウ、ギルガルドまでセットした後に、検索で見つけたライコウ+ボーマンダを主軸に作られた構築記事を参照させていただいた(主にファイアローの型)
ライコウマンダ - たぶログ(たぶさんのブログ)