【ORAS全国ダブル】シーズン17ダブル 3位(PT:ガルーラエース・ミロウルガ2)
シーズン17ダブルレート 94勝34敗 レート2030 3位
第31回京大カップベスト16(予選5-1 決勝0-1)
配分
191-187-124-*-121-145(84-196↑-28-0↓-4-196)
・A177メガガルーラ『おやこあい』「けたぐり」最高乱数×2以外耐え(108-128+54-64ダメージ)
155-*-90-177-100-179(4-0↓-0-252-0-252↑)
167-203-122-*-101-141(20-156↑-92-0↓-4-236)
・HB167-110テラキオンを「ばかぢから」で確定1(168-198ダメージ)
・A194キリキザン『いのちのたま』+1ランク「ふいうち」耐え(140-165ダメージ)
・最速ドーブル(S139)抜き+1
195-*-132-120-145-120(196-0↓-164↑-0-0-120)
・C177化身ボルトロス『いのちのたま』「10まんボルト」最高乱数以外耐え(164-195ダメージ)
・「こごえるかぜ」一回で最速化身ボルトロス(S179)抜き
180-*-117-155-125-146(156-0↓-252-0-0-100↑)
・HD221-101モロバレルを「オーバーヒート」で確定1(224-266ダメージ)
・味方メガガルーラ(S145)抜き
167-71-170-112-170-58(252-4-0-252↑-0-0↓)
まえがき
レーティング最後の1週間くらいの時期にはじめてレート2030でした。
6世代最後のシーズンということで1位を狙いたかったものの、連勝できていたにもかかわらず、最後に潜る意志がなくこのレートで打ち止めにしました。
とにかくどんな相手にも柔軟に対応できるよう技やアイテムを埋めていった結果、同じ系統のパーティと比較したときに、一部の相手への耐性と引き換えに性能が落ちていてるように感じて、これは変えるべきなのではと迷う部分も何か所かあったものの、最後までこのタイプを使い切って満足行くまで勝てたので良かったです。
久し振りの全国ダブルでのレーティングでしたが、珍しい型やポケモンを使うプレーヤーに上位で良くマッチした印象を受けたので、なかなか想定通りにいかない対戦が多くて、とても楽しかったです。
以下簡単な解説メモ
・基本はこの記事のパーティ 【ORAS全国ダブル】シーズン13ダブル 5位(PT:ガルーラエース・ミロウルガ)- さめも
・変更点①ガルーラを「グロウパンチ」ガルーラ同士のミラーや対ドーブルを意識して素早さに重点を置いて配分
・変更点②ボルトロスを対リザードンやテラキオン、ミロカロスあたりを意識して『いのちのたま』アタッカー型に変更
・変更点③ギルガルドを対ボーマンダやゲンガー、サーナイトあたりを意識して『のろいのおふだ』を持たせたアタッカー型に、珍しいアイテムだがかなり強い
・ボルトロスは対「ふくろだたき」コンボを軽視する、他のコマで崩せるようにするならば「サイコキネシス」がとても強そう
・ミロカロスは対ドーブルを切り気味にする、対モロバレルへの立ち回りに自信があるなら『ゴツゴツメット』の所持でよりメジャーなパーティに強くなれる
・ウルガモスは何度も単体で強い「ちょうのまい」型と迷ったが、それならばパーティ全体の変更が必要で かえんほうしゃ/ギガドレイン/めざめるパワーこおり/ちょうのまい@ラムのみ にしてミロカロス『ゴツゴツメット』、ガルーラ「まもる」→「ねこだまし」がよさそう
・ショウダイさん (@sho249962) が似たパーティでシーズン16のレーティングで最終3位を取ったときに「せいなるつるぎ」持ちの『じゃくてんほけん』ギルガルドを使用されていた、今回はボーマンダなどに強いコマにしたい、キチンとしたフェアリーへの打点が必要などと考えたが、ウルガモスの「むしのていこう」と非常に相性がよく、こちらも強力
・パーティとしては全体技が少ないため「このゆびとまれ」サポートを受けるガルーラ、強力な炎への受けが成立しないためリザードンパーティの2つに対して特に後手に回ると崩されやすい点が気にかかった
【インターネット大会】イッシュファイナル 23位(PT:噴火砂スイッチ)
戦績:32勝9敗 レート1816 23位
インターネット大会「イッシュファイナル」に参加しました。
全国図鑑No.001~649のポケモン(禁止伝説・幻除く、またメガシンカが使えない)が使用可能なトリプルバトルの大会。カロスマークなしの個体も使用可能です。
主に五世代トリプルのパーティ記事を参考にして、最初は五月雨トリパ(ユキノオーブルンゲルのトリル軸)をベースにしたパーティを使ったが、1700↑からバンギラスや雨に全く勝てず改善案もまとまらなかったため、メインのロム用に別のパーティを作成することに。五月雨トリパに組み込んでいた『くろいてっきゅう』バンギラスが他のトリル軸に対して圧倒的に強かったため、それを中心にしたパーティを組んでいたところ、補完の枠に入るポケモンにしゃむさんのバンギラスと『まけんき』ボルトロスとの相性が良い という意見を参考に採用を決めた。
叩き・雨・トリルの3つの軸のパーティがトップメタと考えていたので、バンギラスと相性がよく立ち回りに柔軟性があるトリル軸を選択。エースに耐性と数値を兼ね備えた「ふんか」ヒードランと、他のトリル軸に対して優位に動ける『くろいてっきゅう』バンギラスを採用し、「トリックルーム」要員に2体と相性がよく、かつCに配分することで広い技範囲と合わせて行動の幅を広げるクレセリア、ここまでで苦しい対雨の解決にモロバレルを採用。「にほんばれ」でヒードランを無理やり通す、バンギラスと2つの天候奪取の手段を用意でき、かつそれ以外のパーティにもエースに通る格闘打点のケアに、催眠による妨害性能と高い汎用性を持っている。
パーティ全体を整えるサポートを兼ねた格闘枠にズルズキン、ハリテヤマ、カポエラーから迷ったもののパーティの耐性面と「ワイドガード」、『いかく』の安定感からカポエラー。最後にこちらのトリル展開を妨害しに来る初手のカポエラーの並びをけん制することができ、広い技範囲を持つ、「フリーフォール」の展開補助などから『まけんき』のボルトロスを採用。バンギラスが削り残した相手を最後に上から縛る流れや、全体に処理の遅れがちなカポエラー、ルンパッパなどに初手から圧力をかけられる点が非常に頼もしかった。
この2体の採用により、理想としていた「トリックルーム」に依存しきらないトリル軸の形に仕上がった。
以下要点メモ書き
・カポエラー『ラムのみ』は「インファイト」+砂の定数ダメージでドーブルを処理したいため、ミラーでの「ねこだまし」の打ち合いで優位に立てる最速が使いやすかったが配分はHSでも良かったかも
・バンギラス「まもる」→「ちょうはつ」でクレセリア、モロバレル、ヒードランのミラーにかなり厚くなるため一考、基本は「トリックルーム」展開から受け出しの流れなので支障はそこまでないはず
・ボルトロス「はたきおとす」採用で一貫性の高い技が持てるがどの技も切れない
・ヒードラン『シュカのみ』はミラーでの打ち合いを避ける余裕がないパーティのため
・クレセリア『メンタルハーブ』はカポエラー1枚のサポートで不安な対叩きや不意の「ちょうはつ」に展開を邪魔されないため(モロバレルは基本的に先発で出さないためこの場合のサポートにはカウントしない)、「エナジーボール」は主に対トリトドンをモロバレルに一任したくないためで対雨においても周りが天候を取ってクレセリアで削りに行く流れにマッチ、「しんぴのまもり」も欲しいが『ラムのみ』なしでの採用がやや疑問符(『メンタルハーブ』は切れない)
・モロバレル「にほんばれ」はそれなりに読まれやすいと思ったがバンギラスとの二枚採用で対雨にかなり安定した
・ボルトロスの案をもらったしゃむさんに、打点を考えるとマリルリの採用が全体に相性がよく、また「トリックルーム」要員に雨耐性を高めるヤドキングなどもマッチするのでは? と大会後に意見をいただいたのでメモ
レートの数値だけ見れば目標だった1800のラインは超えたが、パーティ単位での負け、プレイング単位での負けをそれぞれ何度かあり、力不足を実感させられた。ただ久し振りのトリプルは楽しかったのでまた折を見てプレイしたい。
【インターネット大会】シンオウダービー 18位(PT:ライコウ雨)
戦績:29勝8敗 レート1813 18位
インターネット大会「シンオウダービー」に参加しました。
図鑑No1〜493のポケモン(うち禁止伝説、幻、カイリュー・バンギラス・ヒードランを除く、またメガシンカが使えない)が使用可能なダブルバトルの大会。2009年の公式大会をベースにしたルールとのこと。
ルール発表された当初は「めいそう」クレセリアとサンダーが環境に多かったので、それに展開しやすいライコウと、その2体に牽制されがちな雨パーティの相性の良さからスタート。残り3体は、炎タイプの補完性能に特性「いかく」を評価してウインディ、このルールで隙を見せたくないマニューラやマリルリに「バレットパンチ」で遂行でき「つるぎのまい」展開の高い制圧力も併せ持つハッサム、ここまでで重たいガブリアスを縛ることができて「おいかぜ」でS操作もこなせるラティオスと採用。これでニョロトノ以外は高い素早さか、先制技で多くの相手に優位に立ちまわることができるように。
早い段階でパーティが完成していたがその後特に調整しておらず、当初想定していなかった「のろい」カビゴンなどが相当厳しいが、使い慣れていたので少し変更点を加えて使用した。
155-85-100-182-131-178
・ガブリアス+サンダーなどに確実に遂行してほしい、マニューラが強いルールなので持ち物「きあいのタスキ」で行動保証を
・高火力を振り回しながらの「おいかぜ」が非常に優秀
ライコウ@たべのこし
10まんボルト/バークアウト/めいそう/まもる
193-81-95-140-120-183
・味方の起点を作る「バークアウト」と自身が展開の軸、詰め筋になる「めいそう」を使い分け、積んでからの「バークアウト」がそれなりの削り性能を持つのもよい
・配分は197-120ニョロトノに+1補正「10まんボルト」が183-212ダメージ、とやや火力不足を感じた
ニョロトノ@オボンのみ
ねっとう/れいとうビーム/ほろびのうた/まもる
195-72-109-140-123-91
・調整段階では残数で有利を取っての「ほろびのうた」による〆を意識して耐久特化にしていたが、大会前に控えめでC振りに変更
・ガブリアスを確実に倒してくれる数値を確保することで目に見えて選出しやすくなった
・「ちいさくなる」戦法には手薄になるものの「アンコール」採用が正解だったかも
ルンパッパ@いのちのたま
155-81-90-156-121-122
・全体的に火力の低めなパーティなので、持ち物「いのちのたま」で雨の展開を強める
・こちらも調整段階のニョロトノの選出率の低さから単騎で動けるよう大会前に「れいとうビーム」を「あまごい」に変更、おまけで手動晴れに対して不利なサイクルを回さなくてよくなる
ハッサム@オッカのみ
175-200-120-67-100-88
・「つるぎのまい」に合わせる攻撃技にメタグロス、ドータクンや相手のハッサムに刺さる「はたきおとす」をチョイス
・雨要員を選出しない対戦も多いので持ち物「オッカのみ」でケア、ただ大会では「ラムのみ」だったらというシーンもそれなりに
ウインディ@こだわりハチマキ
166-178-100-108-100-147
・特性「いかく」を確保しながら炎の耐性、高火力先制技に豊富な技範囲と強い要素しかない
・「インファイト」はカビゴンやラプラスを、「かみくだく」はクレセリアやサマヨールを意識
大会では2日目の夜に10戦だけ対戦して、残りを最終日夜に消化。1800前後で苦戦して最後に1800から+1勝した段階でやめました。残り対戦数はまだあったため、もう少しレートは伸ばせそうでしたが、前述のとおりカビゴンが厳しい点や、ドクロッグやパラセクトで雨パーティミラーにメタを張っている相手にマッチすると勝てないと思ったので、切り上げました。
サマヨール、カビゴン、メタグロス、トリトドン、マニューラあたりが想定より強力に感じたので、それらを使用したパーティも組んでみたかったですね。