【ORAS全国ダブル】シーズン8ダブル 16位(PT:リザードン+竜舞バンギラス)
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
リザードン | かえんほうしゃ | ねっぷう | ソーラービーム | まもる | もうか→ひでり | リザードナイトY |
バンギラス | いわなだれ | けたぐり | りゅうのまい | まもる | すなおこし | ラムのみ |
ギルガルド | シャドーボール | ラスターカノン | ワイドガード | キングシールド | バトルスイッチ | たべのこし |
ランドロス | ストーンエッジ | じしん | ばかぢから | とんぼがえり | いかく | こだわりスカーフ |
サザンドラ | あくのはどう | だいちのちから | おいかぜ | まもる | ふゆう | いのちのたま |
モロバレル | ギガドレイン | キノコのほうし | いかりのこな | まもる | さいせいりょく | ゴツゴツメット |
※ランドロスは霊獣フォルム
戦績
ORASリーグシーズン7ダブルレートでさしすとすみやまアキの2ロムでプレイ。
12月29日午前9時半の時点と1月6日午前9時半の時点でやってみたかった1ページ目2ロム達成。
(画像は1月6日の方のレート)
勝敗数はいろいろ試しながらやっていたためはっきりしないもののすみやまアキの方で90-30くらいは覚えている。
最終レートはあまりふるわず、すみやまアキの方はそのまま最後まで放置して、最終が1983(16位)、さしすの方はその後別のパーティ(詳しくは後述)で運用して1980~1900を行ったり来たりで、最終が1930(37位)だった。
まえがき
ぬぁぁぁぁぁさん(@naturalnuaaaaa)が使用されていた『ぬぁぁぁぁぁ様2天候スタン』
()というパーティをお借りして運用していた際にメガリザードンY+バンギラスの攻撃範囲が非常に気に入ったため、そこを主軸に。軸にこの2体を考えた際、どちらにも優位をとってくるランドロスに対してのアプローチが重要になるため、可能な限り性能の高い駒でそこをクリアしながらメンバーを固めていった。
個体解説
リザードン@メガストーンY 控え目hbcs調整
熱風 火炎放射 ソーラービーム 守る
今回の主役。このポケモンが動けば動くほどアドバンテージが取れるため、物理耐久に厚く配分することでガルーラに対して強気に動くことが出来るように設定。
技に関しては範囲高火力の熱風、横の交換でリザードンを援護する体制を整える際に必須な守るは確定。残りの枠に今回は非常に安定した遂行技でありワイドガードを無視したり耐久値の低い霊獣ランドロスに一撃での処理が出来る火炎放射、全体に薄くなった耐久水ポケモンに対しての打点としてソーラービームを採用。
対ヒードランの苦しさを考えるとめざめるパワー地面もとても欲しくなるところが悩ましい。
バンギラス@ラムの実 陽気AS
岩雪崩 けたぐり 龍の舞い 守る
主役その2。リザードンが最も苦しい対炎タイプ(具体例を挙げるならばエンテイ、ヒードラン、ヒートロトム、ウインディなど)に対して岩雪崩での処理速度が非常に早く、またその対象であるエンテイの聖なる炎やうっとうしい化身ボルトロスの電磁波ばら撒きに対して、ラムの実を持つことで事故を減らしながら攻め立てることが出来る。実際に運用していても、バンギラスのような持ち物補正がなくても優秀な高数値ポケモンが一体ラムの実を持っているだけで、運要素を持ち込んでくる相手に対しての立ち回りがとても楽になるように感じた。
また環境に多い追い風展開の軸となるスイクン、サンダーあたりを龍の舞いの起点にすることで、相手に一方的に攻めさせない展開に持って行けるのも強み。晴れと砂は一見アンチシナジーのようにも思えるが、定数ダメージとリザードンの高火力範囲技の好相性や、バンギラスへの水打点の火力を引き下げたり、逆に強化してしまった相手の炎打点の晴れ補正を砂でリセットしたり、常に雨パーティに隙を見せない点で強力だった。
2ウエポンにする上での技選択にけたぐりを選んだのはサザンドラ、ヒードランの処理を早めながら、隙を見せたメガガルーラを龍の舞い後に縛りかえすことが出来る点を評価したため。キリキザンに対して不意打ちを半減しながら基本的に上から攻撃できるところも見逃せない。
環境的には明らかに逆風が吹いているポケモンではあるのだが、それでもなお強いバンギラスの姿はとても格好良かった。
ギルガルド@食べ残し 控え目hcs
シャドーボール ラスターカノン ワイドガード キングシールド
ランドロスに対してのアプローチを考えた際に一番に構築に組み込まれたポケモン。拘りスカーフを持った霊獣ランドロスを多くの場面で腐らせることが出来る。またこのポケモンがいるだけでニンフィアに対して処理をしなくてもよい局面が作れる点が非常に評価できる(フェアリー半減三枚構築だがリザ-ドン、モロバレルでは処理が遅いためハイポーボイスの被弾を避けるのが難しいため)。加えてこのポケモン自体が特殊とはいえ鋼高打点をもっているためニンフィアを早急に処理したいケースでは処理にも迎えるのが強い。
技は役割を考慮すると上記の4枠以外有り得ない。身代わり個体でもないのに食べ残しを持っているのはちらつかせてワイドガード想定を切ってもらえるととても美味しいのと、受け出しに無理やり出すことが多いが終盤まで残したいポケモンなので過労死させないためと、自身の詰めのコマとしての性能を伸ばすため。リザードン軸であることとラムの実を他に採用していることから、モロバレルに対してのガードを厳しくしすぎる必要はないと考え防塵ゴーグルなどは不採用とした。
適当な配分でも強いので練りこめばおそらくもっと強い。
霊獣ランドロス@拘りスカーフ 意地っ張りhAs
威嚇+ガルーラに上からの格闘打点+リザードンに相性のよい範囲地面攻撃と不採用の理由のないポケモン。中速ポケモンの多いパーティでは一匹素の状態でも高速で動けるポケモンがいるだけで全体に動きやすさが段違いとなり、またその際に電磁波によるSダウンを受けない点も含めてやはりこのポケモンのスカーフ所持は強力だと改めて感じた。
ストーンエッジの採用はバンギラスが岩雪崩を採用している以上、ワイドガード+リザードンのような相手に隙を見せないため。
サザンドラ@命の珠 控え目hbcs
悪の波動 大地の力 追い風 守る
浮いているポケモンで明確にヒードランに強いポケモンとして採用。バンギラスの技構成などをかんがみても、ギルガルドに対して隙を見せないコマがリザードン以外に用意できる点もよい。
採用理由となる大地の力、メインウエポンの悪の波動は確定。また拘りアイテムを持たないことを決めていたので、初手のガルーラ対面などで眼鏡所持想定で狙われるシーンや、ニンフィアに対して横にギルガルドを並べて試行を稼ぐ展開に役立つ守るも採用。
龍技を切っているのは苦しい点もあるが、それ以上に追い風構築に対して切り返して打ったり、S操作に乏しく防御寄りの構築のため、追い風からのメガリザードンでの制圧のような戦法も取れる追い風に魅力を感じこちらを採用した。このポケモン自体が非常に攻撃的な性能を兼ね備えており、追い風後にスムーズに攻撃に移れる点もよい。
ギガドレイン キノコの胞子 怒りの粉 守る
このポケモンが入ってくることで明確にヒードランが厳しくなるため採用を悩んだが、噴火の制限でヒードラン自体の採用率が下がっている点(上位層ではやはり多く使われていたのでこの判断はいまいち)、リザードンと並べてもバンギラスと並べても優秀な点、ガルーラやキリキザンに対しての安定、全体に薄目な水タイプに対してある程度の役割を持てる点などを加味して採用。
このパーティに置いては対ガルーラなどにおいて、味方の攻撃範囲にまで削りを入れられるゴツゴツメットが適任。厄介なガルーラキリキザンに対して、持ち物を考慮せずともリザードンと並べることで完封できる点がとても優秀。
・さいごに
このパーティが辛い相手は見て分かる通りのヒードランと環境に増えてきたガブリアスなど。他にも厳しい相手はいるがこの二体がいるだけでおそらくベストな立ち回りと運がなければ勝てなくなってしまう。反面ヒードランのいないガルーラ構築などにはまったく苦戦した記憶がなかった。
まえがきに書いていた通りさしすの方ではこの構築の弱点を補ったつもりの別のパーティを運用)。個人的にはこちらの並びの方が好きなのだが結果では上記の構築の方が高レートで終了する形となった。ポケモン難しい。
(似た並びに見えるが中身は結構別物)
遅くなりましたがブログ整理するついでに公開
Pokemon | move1 | move2 | move3 | move4 | ability | item |
---|---|---|---|---|---|---|
リザードン | かえんほうしゃ | ねっぷう | ソーラービーム | まもる | もうか→ひでり | リザードナイトY |
バンギラス | いわなだれ | けたぐり | りゅうのまい | まもる | すなおこし | ラムのみ |
ギルガルド | シャドーボール | ラスターカノン | ワイドガード | キングシールド | バトルスイッチ | たべのこし |
ランドロス | ストーンエッジ | じしん | ばかぢから | とんぼがえり | いかく | こだわりスカーフ |
サザンドラ | あくのはどう | だいちのちから | りゅうせいぐん | まもる | ふゆう | いのちのたま |
サンダー | 10まんボルト | めざめるパワー | おいかぜ | はねやすめ | プレッシャー | じゃくてんほけん |
※ランドロスは霊獣フォルム
※ サンダーのめざめるパワーはこおり
解説
弱点保険を所持したサンダーの性能に着目。基本的に追い風の始動役として選ばれるポケモンだが、十分に耐久値を確保しようとすると、追い風後に相手を縛る性能がやや制約を受けてしまう。しかし、メガガルーラの横に置いて猫だまし+追い風のような展開からスタートが出来ないため、数値自体は耐久に大きく割くべきである。そこで登場するのが弱点保険である。リザードンとサンダーという二体は、対面したランドロスに、とりあえずの雪崩を誘ってしまう点が常日頃では悩みのタネであったが、それを逆手にとって弱点保険を発動。後は圧倒的な攻撃性能を誇るC↑2サンダーで高圧的に立ち回っていくというギミックである。もちろん、それだけでは普段通り怯みによって展開を阻害されてしまうが、今回は威嚇とワイドガードの二枚で手厚くサポートを施している(なおこれはリザードンも同様によくサポートしてくれる)。羽休めはワイドガードや威嚇を絡めるまでの被弾のケア、および追い風下でヘイトを集めるサンダーを回復させ、相手への圧力を弛めない立ち回りを可能にしてくれる。またこのギミックの優れたポイントとして、通常の追い風+リザードンの形を内包している点が挙げられる。これによって岩雪崩を打つならサンダーの保険が起動、打たなければリザードンが制圧していくという、二通りの勝ち筋がメインに置かれている。なおモロバレル→サンダー以外の変更点では、サザンドラに追い風下で相手に大打撃を与えるために流星群を忍ばせてある。
次シーズンは悔しい思いをしないですむようもっとベストな結果を出してみたいものです。