【XY全国ダブル】メガジュペッタ軸ver.2
シーズン4ダブルレートにて使用したメガジュペッタ構築の問題点を可能な限り解消しようと試みたパーティ。別のパーティを考えようの意味も込めて投稿。戦績としてはシーズン5ダブルレートでPGLのデータで69勝31敗、レート1921で念願の1ページ目にも二回くらい乗れましたやったね。以下の解説は基本的な部分はほぼ以前のパーティ(【全国ダブル】メガジュペッタ軸 - さめも )を踏襲しているために変更点をメインに記載。少しメモ書きに近いかもです。
ポケモン | 特性 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|---|
ジュペッタ | おみとおし | かげうち | おにび | かなしばり | まもる | ジュペッタナイト |
霊獣ランドロス | いかく | じしん | いわなだれ | ばかぢから | とんぼがえり | こだわりスカーフ |
ヒードラン | もらいび | ねっぷう | だいちのちから | みがわり | まもる | たべのこし |
サザンドラ | ふゆう | りゅうせいぐん | あくのはどう | だいちのちから | まもる | いのちのたま |
化身ボルトロス | いたずらごころ | 10まんボルト | でんじは | ちょうはつ | まもる | オボンのみ |
フシギバナ | しんりょく | ギガドレイン | ヘドロばくだん | めざめるパワー地面 | まもる | フシギバナイト |
・ シーズン5ダブルレート69勝31敗レート1921、最高6位か7位くらい
・化身ボルトロス
新しく採用したポケモン。前回のパーティの大きな問題点である化身ボルトロス、モロバレルに対しての回答というべきポジション。ボルトロスを止めるのにボルトロスで挑発を打つというのは非常にリスキーな行動とも言えますが、10万ボルトによる水への打点、ブレイブバードに対してのある程度の受け、何かと便利な電磁波など汎用性を欠かずにパーティに組み込めるのはこのポケモンしかいませんでした。一応Sにある程度配分し、かつジュペッタのお見通しによって持ち物から相手のSラインを考えられるので、保険がかかっていると言えなくもないです。
配分はHDを基調にある程度Sに振り分け。珠サザンドラの流星耐え位までを意識。
技構成に関してはまず第一の採用理由である挑発、タイプ一致かつパーティに欠けている電気打点の10万ボルトが確定。次に対雨や面倒な相手にぶつけていきたい電磁波を選択。パーティに二つの状態異常技を採用するのは好みではないですが、S操作の要素を手軽に持ち込めることを加味して採用しました。レアケースですが意識した点として鉢巻ファイアローも麻痺させることで金縛りによる牽制をかけられるようになります。最後の一枠はめざめるパワー氷と守るで迷ったものの、初手で出して展開して行こうとした時に、相手視点からも早く処理したい気持ちがあるのか猫だまし+αの集中を呼びやすいために守るに決めました。めざめるパワー氷が欲しくなる時はかなり多かったですが、守れるボルトロスはめちゃめちゃ強かったです。
こちらも新しく採用したポケモン。対雨、対モロバレルを意識したという点で前回のチョッキルンパッパに似た立ち位置といえますが、やはりメガシンカを使うだけあってそのスペックには大きな差が感じられます。
配分はHCを基調に無振りFCロトム抜き組みを意識してSに配分。対ファイアローを考えた時に威嚇込で持ち物補正ありのブレイブバードを耐えるようにBに配分する手もありますが、相手のランドロス、ガルーラとも横でサポートしながらある程度殴り合いをして欲しかったのでCに多めに配分しました。
技構成に関してはタイプ一致かつ対処したい相手にしっかり攻撃できるギガドレイン、ヘドロ爆弾は確定。メガフシギバナがどの型にしても絶対に採用したい技というのは上記二つ位で、残りの技スロットは自由性が高く様々な技を当てはめることが出来ますが、今回は自分が使用するのが下手ということも考慮して光合成や宿り木のタネといった回復技を用いず、攻撃範囲を広げる形に。そうして採用した3つ目の攻撃技、めざめるパワー地面は特性によって草タイプながらヒードランに対して必要以上に怯えずに済むというメガフシギバナの個性を最大限に生かした技と言えます。またメガクチート、ギルガルドといった相手にも手を伸ばせるようになるというメリットもあります。最後の一枠には比較的切られやすい守るを用いてますが、この技がないとファイアローに瞬間的に縛られて崩されるのが目に見えているため、よほど周りがファイアローに強いパーティでない限りは採用する方がよいと思います。
メガフシギバナを採用するにあたってメガシンカ枠を二つ持ったパーティということになりますが、もともとメガジュペッタに対しては有利な相手に対しては1匹で勝てるほど強くその他の相手には通常のサポーターに近いくらいの働きをする、というイメージを抱いており、対雨やボルトロスを採用したもののモロバレル、ボルトロスをストップさせづらい相手に対しても選出しなくてはメガシンカ枠を損するというのを凄く窮屈に感じていました。そのためこの二つ目のメガシンカ枠を設けるという選択は自然とパーティに組みこむことが出来ました。
メモ色々
・構築段階で勝てないのは拘っておらずかつ後続での受けが効きづらい特殊高打点を含んだ相手(2体以上含まれているとまず勝てない)
・他の相手には読みなどのプレイングの負担自体はそこまで大きくはないもののパーティの動かし方には慣れが必要なため使い慣れていくにつれて勝てる相手が増えていくイメージ
・上記の通りメガジュペッタ入りのパーティは2体メガ構築が使いやすそうなもののジュペッタが役割を持てる相手が選出画面だけでは見分けにくいこともあり選出段階ではやや窮屈な印象も受けた
・というよりはメガフシギバナを軸にしたパーティがかなり強く安定して勝てるパーティを求めたらそちらになっていきそう
・メガシンカ2枠+高種族値組で分業制にするアイデア自体は今後も活かせそう
・というわけでこれ以上の物は自分では考えられそうにないのでメガジュペッタ構築は多分これで終わり。次はフシギバナ、ユキノオー、ガルーラのいずれかを使って安定して強いパーティが作りたいところ